つなぐ
夢。2022年3月6日(日)を目標に、飲食店開業!
今回は、《価格帯》についてのハナシです。
将来開業したいお店の《客単価》について妄想すると、ボクのお店は、『1,000円〜1,500円』になるかなーと思います。
ボク側のコンセプトとしては「毎日のように通ってほしい」という想いがあるけど、お客さんのお財布事情からすると「チョット割高だよね。毎日は通えないかも」という矛盾が発生するようなしないような。
‥‥毎日のように通ってくれる人には、1,000円くらいで収まるような仕組みが必要になるのかもしれません。それでも、決して安いほうではありませんが。
「お客さんの期待に応えるとはどういうことなのか?」ということについて考えるとき、以前までは、「安く飲み食いできることがお客さんにとっての幸せだよね!」が正解だと思っていました。
確かに、お客さんだけに視野を絞って考えれば、コレはひとつの正解です。
しかし、近頃ボクが「《経営者の視点》で物事を考えられるようになりたい!」と願うようになってから、この考え方が変わりました。
一言でいえば、経営者として物事を考えるなら、もっと視野を広げなければならないのです。
お客さんの他にも、物件の賃料とか、他のスタッフの生活とか、税金とか、ついでに言えば(以前はそんなに必要ないものと思い込んでいたけど)自分の取り分だとか‥‥守らなければならないものの数が増えるし、しかもそれらすべてを幸せにできる解を出せなければならなくなります。
その視点で「お客さんの期待に応えることはどういうことなのか?」を考え直すと、導き出せる解が変わります。
「お店を存続させることが、お客さんにとっての幸せだよね!」が正解になります。逆に言えば、お客さんへの最大の裏切りは、お店をたたんでしまうことになるのです。
もし、「安く飲み食いできるよ!」「でも、この価格帯では他の支払いがギリギリだよ」でお店を始めてみたとして、
その安い価格帯を気に入って通ってくれるお客さんが増えたとしても、
もし自分のお店に不況が起きてしまって、支払いが間に合わず、閉店にまで追い込まれてしまったとしたら。お客さんに「えっ?閉まっちゃったの?良いお店だと思ってたのに‥‥」というショックを与えてしまうと思うのです。
結果的に、お客さんにとっての幸せも、守りきることができなくなっちゃうんですよね。
たとえば、自分が持っている土地で開業すれば賃料は発生しないので、その分大幅に価格帯を下げることもできるわけですが、
ボクの場合は将来、新宿という地で物件を借りてお店を開けようとしているので、
「新宿という集まるに便利な立地でお店を続けていくためには、場所代として、これくらいの価格帯になっちゃうのはしょうがないことなんだよ」
ということになるわけです。