けど羽ばたくの さあ大空へ
お葬式のハナシって、したことありましたっけか。星くんのお葬式をどんなお葬式にしたいか、というハナシです。まだ25歳ですが、そんなことを考えて、既に「こういうお葬式にしたい。よろしくネ」なんて話してある友人もいまス。
もともとは去年のいつだったか、よく喋る常連さんに「長期的な夢がわからない」というオハナシしたら、「簡単だよ。まずは、自分が死んだ時にどんな葬式を挙げたいかから想像すれば良いんだ」なんて言われて、「ハ?」と思ったのが始まりでした。
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まぁ当然、そんなことちっとも想像もできずに暫く過ごしていたんですけれど、そうこうしているうちに今年の3月、図らずも「これだ!」と思えるものを目にすることができました。
それは、《卒業式》デス。
卒業式って、旅立ってしまう先輩に対して、遺された後輩たちが、「今までありがとうございました。先輩との思い出を大切にしていきます。新しい場所でも、楽しく過ごしてください」と、たくさんの感謝やお祝いを伝える場所なんですよネ。
悲しみに暮れた空気よりも、華々しくもある青春の薫りで溢れる式って、見ていて心があたたかくなりますし、追い出される側も「ああ、ここで過ごしてきて良かったぁ」と、あたたかい気持ちがいっぱいで旅立つことができます。
自分の葬式も、ブルーなものじゃなくて、こういうあたたかいものになったら良いなと思った。‥‥と、そんなオハナシでした。