勉強はサクッと済ませ
一時、子どもから「なんで勉強するの?」と聞かれたらなんて答えようか、暫く考えていました。
オトナになった今なら、「チャンスを掴み取れる自分をつくるため」とか言えますけど、そんなん子どもからしてみたら意味不明だし「ウルセー」って感じなんですよネ。
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昔、『女王の教室』というドラマがあって、その第1話で鬼教師の天海祐希が、小学六年生の志田未来ちゃんたちに《勉強をする理由》を言っていました。
「この教室で幸せになれる人1人か2人しかいません。世の中のエリートの人たちは、他の人が何時間も並んで買うゲームを優先的に回してもらえるし、遊園地にだって並ばなくて良い。これからチャント勉強をしてエリートコースに乗れば、そういう幸せな人生も手に入りますが、それを手にできるのはわずか数パーセントの人間だけです。そういう世の中なのです。
ですので、このクラスでは毎週テストを実施します。成績の悪い生徒は、成績の良い生徒が勉強に専念できるように、掃除当番・給食の配膳などの雑用をすべてやってもらいます」
‥‥と、そんな内容のドラマでした。
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第10話・第11話でもまた別の《勉強する理由》が語られていて、それぞれ大きなヒントになりそうな気がしましたが、いやにドラマチック過ぎて、シラフの子どもにはまだスッキリと伝わりきらないよなぁ、なんて思いました。
小・中・高生、どの年代にも、一発で、わかりやすく伝わる理由が欲しくて、暫く考え続けたところ、「フツーの人生を歩めるようにするため」、という答えに落ち着きました。
‥‥ウン。今のところはこれ以上の答えが出てきません。という、あまりにも呆気ない結末(実際、これがベターアンサーじゃないすか)。
そんなオハナシでした。 志田未来ちゃん美しい。